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世界遺産・軍艦島保存へ/チタンロッド工法で劣化抑制/髙松G

世界遺産・軍艦島保存へ/チタンロッド工法で劣化抑制/髙松G

  • 2026.01.19
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端島の建物外観と工事の様子

 髙松コンストラクショングループ(大阪市、髙松浩孝社長)が、世界文化遺産「端島(軍艦島)」の保存・活用を目的とした整備事業に関して70号棟での補修試験施工に参加。関連する施工を完了した。
 グループ会社の東興ジオテック(東京都中央区、吉井睦雄社長)が手掛けたもので、同社が保有する電気防食技術「チタンロッド内部挿入陽極工法」が採用された。
 「端島」は海上に位置し、生活を支えている社会インフラの多くは、50年以上前の高度経済成長を機に整備されたもので、経年や環境の影響で鉄筋コンクリート建造物のひび割れなどの劣化が深刻な課題となっていた。補修試験施工では、東興ジオテックが保有している外部電源方式の「チタンロッド内部挿入陽極工法」で、外観を極力変えずに内部から鉄筋腐食を抑制。
 同工法は室内側から施工できる点が特徴で、ソーラーパネルによる電源供給や遠隔モニタリング、維持管理データの収集・回収も可能だ。そのほか、流電陽極方式の「パッチガード工法」を用いた供試体を作製し、島内で長期的な屋外暴露試験を実施する。
 東興ジオテックは今回の取り組みを通じて、全国で課題となっているインフラ老朽化対策や歴史的建造物の保存技術の高度化・解決に向けて注力していく。
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