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「あぶら」の摂取による健康効果実証/東急不、明治大、学情センター、栄養・食糧学会でトピック賞に

「あぶら」の摂取による健康効果実証/東急不、明治大、学情センター、栄養・食糧学会でトピック賞に

  • 2026.05.25
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 東急不動産と明治大学、学生情報センターは、学生レジデンス「キャンパスヴィレッジ生田」で行った、「あぶら」の摂取による健康効果に関連した実証実験による共同研究で、「第80回日本栄養・食糧学会大会」でトピック賞を受賞した。
 この研究は、明治大農学部准教授の金子賢太朗研究室の主導で、同物件で提供する食事メニューを活用し、食事摂取による健康効果の測定と評価を産学連携で実証したもの。研究では、脂肪酸組成は似ているが脂質構造が異なるラードと牛脂に着目。入居する学生を対象に4週間の介入試験を行い、ラードベースまたは牛脂ベースの平日夕食を提供することで、睡眠への影響を検証。さらにマウスにも精製ラードまたは精製牛脂を含む飼料を4週間与えて睡眠を解析した。
 その結果、ラードベースの夕食を摂取した学生は、牛脂群や自由選択食群と比較して睡眠スコアが一貫して高いことが分かった。一方、体重や血糖変動、皮膚パラメータには大きな差はみられなかった。マウス実験でも、ラード摂取によって休息期の睡眠量が増加し、睡眠の連続性も高まった。
 この研究結果は、食事脂質(あぶら)を単に「多い・少ない」という観点だけでなく、「どのような構造をもつか」という視点でとらえることの重要性を示した。
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