ムーディーズ/米国CMBSの一部の格付けを見直し
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2009.02.06
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ムーディーズ・インベスターズ・サービスは2月5日、米国の商業用不動産ローンを裏付けとするCMBS証券の一部の格付けを見直すと発表した。見直しの対象になる取引残高は3026億ドル。ムーディーズ格付け対象の米国CMBSの52%(金額ベース)に相当する。今回の見直しは09年第1四半期末までに完了する予定でおり、裏付けとなるCMBS債券の格付け変更に反映させる。
物件の評価額については08年に大幅に下落したが、今後12-24カ月でさらに落ち込むと予想している。「CMBSローンの延滞も増加しており、マクロ経済低迷の影響で物件のキャシュフローが減少するため、延滞率の上昇は加速するだろう」との見方だ。
物件の評価額については08年に大幅に下落したが、今後12-24カ月でさらに落ち込むと予想している。「CMBSローンの延滞も増加しており、マクロ経済低迷の影響で物件のキャシュフローが減少するため、延滞率の上昇は加速するだろう」との見方だ。