住宅かし保険、着工後も加入可能に/国土交通省
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2009.07.01
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国土交通省は1日、建物着工・完成後でも住宅瑕疵担保責任保険(住宅かし保険)に加入が可能になるように保険制度を見直した。また、補助金の活用などで保険料を引き下げる。今年10月に施行される住宅瑕疵担保履行法の円滑な施行が目的。
同法では、今年10月以降に引き渡す新築住宅を対象として、売主の宅建業者または請け負った建設業者に供託か保険加入による資力確保を義務付けている。保険加入の場合は、施工段階ごとに現場検査が必要なため、着工前の保険申込手続きが必要だった。9月までに完成・引渡しを予定していても、売れ残りなどで引渡しが10月以降にずれ込んだ場合にも資力確保が必要となるが、保険に加入していない物件も多いのが実態だった。
同法では、今年10月以降に引き渡す新築住宅を対象として、売主の宅建業者または請け負った建設業者に供託か保険加入による資力確保を義務付けている。保険加入の場合は、施工段階ごとに現場検査が必要なため、着工前の保険申込手続きが必要だった。9月までに完成・引渡しを予定していても、売れ残りなどで引渡しが10月以降にずれ込んだ場合にも資力確保が必要となるが、保険に加入していない物件も多いのが実態だった。