Jリートのニューシティ、再生計画案が否決、大和ハウス系のビ・ライフと合併検討へ
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2009.07.15
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Jリートで初めて民事再生法の適用を申請したニューシティ・レジデンス投資法人は、7月15日に開いた債権者集会で、米投資ファンドのローン・スターをスポンサーに再生を図る再生計画案について、議決権の過半の同意が得られず否決となり、東京地裁より9月9日に改めて債権者集会を開く旨言い渡された、と発表した。
同日の債権者集会では債権者の一部が、大和ハウス工業と同社がスポンサーを務めるビ・ライフ投資法人などをローン・スターに代わるスポンサーに選定し、ビ・ライフとの合併を含む新たな再生計画案を提出する意向を表明した。
ビ・ライフも主要債権者から提案があったニューシティに対する再生支援を大和ハウスとともに引き受ける意向があると発表。大和ハウスグループがニューシティの割当増資を引き受け、ビ・ライフとニューシティとの合併によって再生を図る、としている。実現すれば、Jリート初の合併になる。
否決された再生計画案は、ニューシティはローン・スターを引き受け手とする割当増資60億円によって弁済資金の一部を調達し、再生債権を5年間で全額弁済して再上場を図るというのが骨子だった。
同日の債権者集会では債権者の一部が、大和ハウス工業と同社がスポンサーを務めるビ・ライフ投資法人などをローン・スターに代わるスポンサーに選定し、ビ・ライフとの合併を含む新たな再生計画案を提出する意向を表明した。
ビ・ライフも主要債権者から提案があったニューシティに対する再生支援を大和ハウスとともに引き受ける意向があると発表。大和ハウスグループがニューシティの割当増資を引き受け、ビ・ライフとニューシティとの合併によって再生を図る、としている。実現すれば、Jリート初の合併になる。
否決された再生計画案は、ニューシティはローン・スターを引き受け手とする割当増資60億円によって弁済資金の一部を調達し、再生債権を5年間で全額弁済して再上場を図るというのが骨子だった。