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東急不動産/6月中旬、川口市で緑化にこだわったマンション発売

  • 2010.05.27
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 東急不動産は6月中旬から、土を使わない独自の緑化システムを壁面に採用する環境配慮型のマンション「ブランズ川口栄町パークフロント」を売り出す。



 同システムは、サントリーミドリエが開発をした技術を導入する。水分を混ぜ込んで発砲した「パフカル」という新素材を用いることで、均一に水分と空気を取り込むことができるのが特徴だ。重力に逆らう垂直壁面では、水分がまんべんなく行き渡らずに植物を枯らしてしまうリスクがあったが、それを改善した。水を含んだ状態でも重量は土に比べ半分で済む。虫も発生しにくく、同社では、外壁だけでなく棚や電気スタンドなどを活用した室内緑化も消費者に提案する。



 同物件は京浜東北線の川口駅から徒歩6分に位置する。規模は、14階地下1階建て延べ8303平方メートル。総戸数は81戸。このうち30戸が地権者住戸、オフィス1戸、店舗2戸になる。間取りは2LDK~4LDKで、専有面積が61~92平方メートル。販売価格は未定だが、最も多い3LDKタイプで5000万円台、2LDKで4000万円台を想定している。4LDKも10戸程度用意する。



 省エネ設備ではLow-Eガラスやエコジョーズ、保温浴槽、節水型トイレ、LED照明などを用いる。こうした環境対策によってマンション全体で年間約20トンの温暖化ガスを削減し、光熱費も1戸当たり年間2万5000円相当を節約できる。



 また、緊急地震速報のほか、24時間集中監視システムを採用し共用部や専有部での葛西やガス漏れ、電気設備の不具合といった異変を警備会社に通報する。

今年9月下旬に完成する予定。

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