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DTZデベンハム調査/不動産投資市場、2011年までに中国が日本を抜く

  • 2010.06.01
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 不動産アドバイザリーのDTZデベンハム・タイ・レオンは6月1日、グローバルな不動産投資市場について、2010年の総投資額が前年に比べて5%増加し、11兆4000億米ドルになるなどと予想したレポートを発表した。



 それによれば、アジア太平洋地域が昨年初めて3兆ドルに達したが、今年も不動産価格の上昇に伴い12%の大きな伸びが見込めるとし、11年までに中国が日本を抜いてアジア太平洋地域で最大の不動産マーケットになると予想。中国の投資総額は09年も引き続き大きく伸び29%の大幅な上昇を記録した。



 アジア太平洋地域について同社は、調査対象の半分は適正価格を下回って取引され、オフィスビルとリテールが投資家にとって魅力的なセクターと見ている。中国やインドの第2、第3の地方都市といった新興市場は特に魅力的な価格だとしながも、シンガポールのリテールや東京、シドニーなどのオフィスビル市場などでも投資機会が存在するとした。
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