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大京と日産が提携、既存マンションEV車充電インフラの実証実験で対象物件公募

  • 2010.08.03
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 大京と日産自動車は8月3日、「分譲済みマンション電気自動車充電インフラ実証プロジェクト」を共同で立ち上げると発表した。同日、低炭素・循環型社会の実現に向けて連携するとした覚書を締結した。これに伴い実証プロジェクトに参画するマンションを公募する。公募案内を今月初旬に配付し、8月23日に締め切る。



 同プロジェクトは、既存マンションに充電器を設置する場合の課題を検証する。実証対象となるマンションは、大京アステージが管理受託する横浜市内のマンションを対象に各管理組合に参画を呼びかけて公募してもらう。8月31日には公募の中から10棟程度を選考し、10月に第2次選考を行い、11月末に管理組合での同意を得る予定だ。その後、工事を経て2011年1月初旬に実験を開始し、3月中旬に終了する運び。



 日産のEV車と充電器を実際に一定期間利用してもらい運用上の課題を探り、解決策を実証する。特に管理組合が区分所有者の合意形成をどう構築するかが最大の課題ととらえて取り組む。



 日産自動車は、都市部でのEV普及には都市部における既存物件への普及か欠かせないと判断した。大京は、今年4月以降から着工の各ライオンズマンションに全駐車場区画の約10パーセントに充電インフラを設置する方針を掲げている。
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