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三井不動産レジデンシャル/赤城神社内に誕生、「パークコート神楽坂」ほぼ完売

  • 2010.08.20
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 三井不動産レジデンシャルが東京・赤城神社の敷地内で開発を進めてきた分譲マンション「パークコート神楽坂」(総戸数78戸)がほぼ完売で今月末に全体竣工を迎える。9月下旬から入居が始まる。同神社の再生を兼ねた今回のプロジェクトは、70年の定期借地権を設定した等価交換事業。赤城神社は、本殿、拝殿、神楽殿などを建て替えるとともに境内に高木を残しながら参道を整備した。奉納や寄付の減少といった神社運営が難しくなる中で、地代が神社の経営基盤となる。



 マンションの規模は6階地下1階建て延べ9975平方メートル。一般分譲分69戸のほか、神社が運営する賃貸マンションやカフェなども備えた。宝物殿や神楽坂エリアを活性化する地域貢献施設なども配置した。外観デザインは、神楽坂に居住している建築家の隈研吾氏が担当した。境内の木立をモチーフとした縦のラインを配し調和を図り、神社の光や風を取り込む「大和張り」という手法も取り入れた。



 一般分譲は、専有面積が43~117平方メートル。3階までの低層部分に1LDK~2LDK(40~60平方メートル)、4階以上に80平方メートル以上の2LDK・3LDKを配置した。販売価格は5000万円弱~1億3000万円強で、最多価格が8900万円。管理費は80平方㍍クラスで約3万7800円かかる。地代は1平方㍍当たり184円。
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