7月の住宅着工戸数、貸家低迷で低水準続く
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2010.08.31
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国土交通省が8月31日に公表した7月の新設住宅着工戸数は、7月として最低を記録した前年同月を4.3%上回る6万8785戸となった。持家、分譲住宅が前年を上回ったが、貸家の減少が続き、7月としては過去2番目に少ない。季節変動を考慮して年率戸数に換算すると77万2000戸で、持ち直しの兆しはうかがえるものの、低い水準が続いている。
国交省では「完全失業率や有効求人倍率は横ばいで推移し、雇用環境は相変わらず厳しい。住宅着工も予断を許さない状況が続く」と話している。
国交省では「完全失業率や有効求人倍率は横ばいで推移し、雇用環境は相変わらず厳しい。住宅着工も予断を許さない状況が続く」と話している。