ムーディーズ/10月CMBS状況、デフォルト残高2878億円
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2010.11.09
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ムーディーズ・ジャパンは11月8日、格付を付与している日本のCMBSのうち、2010年10月に返済・償還期限を迎えた裏付けローンは9本・約671億円で、10月時点のデフォルトローン残高は約2878億円となり、残存ローン(2兆5451億円)におけるデフォルト割合は11.3パーセントだったと発表した。
デフォルトした裏付けローン4本はいずれもマルチボロワー型CMBS。金額帯は2本が20億円以上50億円未満、2本が100億円以上。裏付け資産は、オフィスビル・住居物件・商業施設等から構成される物件プールのほか、首都圏や地方の倉庫・商業施設等の物件プールなど。
11~12月に返済期限を迎えるローンの主な属性については、裏付け物件が商業施設で、金額帯は200億円以上の大型ローンが中心という。同期間に返済期限を迎えるローンは16本・約2709億円となり、10年に返済期限を迎える日本のCMBSの裏付けローンのうち、金額ベースで約24パーセントを占める。同社の分析では、実行年別で見ると07年のローンが約4割、金額帯別では200億円以上の大型ローンが約7割を占める。商業施設を裏付けとするローンが7本と最多数。
デフォルトした裏付けローン4本はいずれもマルチボロワー型CMBS。金額帯は2本が20億円以上50億円未満、2本が100億円以上。裏付け資産は、オフィスビル・住居物件・商業施設等から構成される物件プールのほか、首都圏や地方の倉庫・商業施設等の物件プールなど。
11~12月に返済期限を迎えるローンの主な属性については、裏付け物件が商業施設で、金額帯は200億円以上の大型ローンが中心という。同期間に返済期限を迎えるローンは16本・約2709億円となり、10年に返済期限を迎える日本のCMBSの裏付けローンのうち、金額ベースで約24パーセントを占める。同社の分析では、実行年別で見ると07年のローンが約4割、金額帯別では200億円以上の大型ローンが約7割を占める。商業施設を裏付けとするローンが7本と最多数。