S&P/7-9月期CMBS、デフォルトローン初の減少
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2010.11.22
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スタンダード・アンド・プアーズの11月19日の発表によれば、同社が格付けを付与している日本の商業用不動産担保証券(CMBS)の裏付けローンと特定社債で、第3四半期(7-9月期)に返済期限が到来した17本のローン等のうち、弁済されずデフォルトしたのは6本だった。満期が到来したローン等のうち約35%にあたる。回収が完了したのは20件。回収は進展しておりデフォルトローンが初めて減少に転じた。同社は、裏付け資産のノンリコースのリファイナンス状況および不動産の流動性は改善傾向にあるとしている。