東急不動産/「霞が関東急ビル」竣工、稼働率20%
-
2010.11.30
- ツイート
東急不動産が開発を進めてきた「霞が関東急ビル」が竣工した。首相官邸や国会議事堂が近い霞が関3丁目に誕生。交通は、国会議事堂前駅と溜池山王駅から徒歩4分で、虎ノ門からも7分。同計画は、築30年超の隣接ビル2棟を2003年に取得して事業化した。
規模は地下1階地上17階建て延べ1万9191平方メートル。賃貸面積は1万2023平方メートルで、基準階床面積は830平方メートルになる。レイアウトが自由にできる無柱空間とした。2~4階にはフロア全体を小規模に分割した「霞が関ビジネスセンター」を併設。10~30坪サイズで20室を貸し出し、共用部にミーティングルームやコピー室などを配置した。
稼働状況は現状約20%。東急不は、来年3月末までに一定程度まで稼働率を引き上げたいとし、新規事業を手掛ける会社や発展期のベンチャー企業といった層を主要テナントと考えてリーシングを進めている。ビジネスセンターを併設し、特許庁の裏側に位置していることを踏まえて地方企業の東京進出や役所の出先機関のニーズにも期待する。ビジネスセンターに関しては20室のうち約半分の誘致に成功した。
また、環境負荷対策として、公開空地に約1000本の植栽を施したり、路面温度の上昇を抑える保水性舗装を採用。屋上に降った雨水をトイレ洗浄水などに利用する。
規模は地下1階地上17階建て延べ1万9191平方メートル。賃貸面積は1万2023平方メートルで、基準階床面積は830平方メートルになる。レイアウトが自由にできる無柱空間とした。2~4階にはフロア全体を小規模に分割した「霞が関ビジネスセンター」を併設。10~30坪サイズで20室を貸し出し、共用部にミーティングルームやコピー室などを配置した。
稼働状況は現状約20%。東急不は、来年3月末までに一定程度まで稼働率を引き上げたいとし、新規事業を手掛ける会社や発展期のベンチャー企業といった層を主要テナントと考えてリーシングを進めている。ビジネスセンターを併設し、特許庁の裏側に位置していることを踏まえて地方企業の東京進出や役所の出先機関のニーズにも期待する。ビジネスセンターに関しては20室のうち約半分の誘致に成功した。
また、環境負荷対策として、公開空地に約1000本の植栽を施したり、路面温度の上昇を抑える保水性舗装を採用。屋上に降った雨水をトイレ洗浄水などに利用する。