東京圏の賃貸物流施設市場、12年には賃料本格上昇へ/一五不動産サービス調べ
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2011.01.12
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一五不動産情報サービス(東京都墨田区、曽田貫一社長)は、今後2年間の東京圏の賃貸物流市場予測をまとめた。物流効率化ニーズを背景に新規需要が安定推移する一方で新規供給は限定されるために需給は徐々に改善に向かい、空室率が5%以下に落ち着く12年には賃料も本格反転に向かうと予想している。
延べ床もしくは敷地面積が5000平方メートル以上の大型物流施設を対象にした。
同社の最新データである10年10月に9.0%だった空室率は、11年1月に8.0%に低下。12年1月には3・9%まで改善した後に4%台で安定推移すると見込んだ。
09年10月から4000円前後で低迷している坪当たり募集賃料は11年10月までは同様の水準で足踏みするものの、12年1月には4100円台を回復し、12年10月には4330円と09年初頭の水準まで上昇する。募集賃料に先駆け需給を反映する成約賃料ベースでは、11年の早い段階で反転する可能性もあると分析している。
延べ床もしくは敷地面積が5000平方メートル以上の大型物流施設を対象にした。
同社の最新データである10年10月に9.0%だった空室率は、11年1月に8.0%に低下。12年1月には3・9%まで改善した後に4%台で安定推移すると見込んだ。
09年10月から4000円前後で低迷している坪当たり募集賃料は11年10月までは同様の水準で足踏みするものの、12年1月には4100円台を回復し、12年10月には4330円と09年初頭の水準まで上昇する。募集賃料に先駆け需給を反映する成約賃料ベースでは、11年の早い段階で反転する可能性もあると分析している。

