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「100年オフィス」を標準仕様に/ヒューリックがビル長寿命化のガイドライン

  • 2011.01.27
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 ヒューリックは、一般的に40年ごとに建て替えると言われるビルの長寿命化を図るため、100年間の継続使用に耐える「長寿命ビルガイドライン」を策定した。今後同社が10年間で建て替えを予定する40棟を中心に標準仕様として採用する。



 構造躯体は病院や防災拠点に求められる耐震グレードと、高強度コンクリートの採用や施工管理の徹底によって耐久性能向上を図る一方、内装や外観ファサードは定期リニューアルや時代のニーズに対応した仕様変更が容易なように自由度の高に設計を取り入れた。



 ガイドラインによる開発初弾となる12年竣工予定の「ヒューリック大伝馬町ビル(仮称)」では、耐久性が高くメンテナンスも容易なガラス・石・金属による外装を採用。専有部は時代やテナントによって変化するオフィスニーズに対応しやすいよう2・8メートルの余裕を持った天井高や基準階で1平方メートル当たり500キロの床荷重を確保したほか、コア回りの可変性やシステム天井などによってレイアウト変更への対応力も高めた。
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