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トステム製アルミ樹脂サッシが防火性能不足

  • 2011.01.28
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 国土交通省は28日、トステムが販売した住宅用アルミ樹脂複合サッシが建築基準法の防火設備としての性能を満たしていなかったと発表した。



 アルミと樹脂を組み合わせて断熱性能を向上させた引き違い式の窓で、三大都市圏や寒冷地を中心に全国の戸建住宅、アパートなどに約1万棟に使用している。防火地域や準防火地域では、建築基準法違反状態になるという。



 カーテンウォール・防火開口部協会が防火設備の大臣認定を取得。トステムが「シンフォニー」の商品名で販売していた。20分の耐火性能が求められるが、8分から12分程度加熱するとガラスが脱落することが、国交省のサンプル調査で分かった。



 国交省は、トステムと協会に対して当該建物の建築基準法適合の確認と、改修工事を指示する考え。



 住宅用アルミ樹脂複合サッシをめぐっては、昨年10月に協会の同種認定を使った三協立山アルミ製の製品でも不適合が発覚している。国交省では、同種認定製品を販売するYKK AP、新日軽、不二サッシの3社に対して調査するよう指示する。
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