東芝、三井不など4社/国内初のビル向け電力需給調整で実証実験
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2011.12.19
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東芝、丸紅、三井不動産、三菱地所の4社は、国内で初めてオフィスビル向け電力需要の調整を行うデマンドレスポンス(需要応答)のあり方を検討する実証実験を行うことで合意した。需要応答は、電力供給量に応じて家庭やビルなどの電力使用量をコントロールし、電力系統の安定運用を図る仕組み。来秋から2014年度まで実証する。
4社は、経済産業省が選定した「横浜スマートシティプロジェクト」のビル群管理センターの開発と実証を実施する企業に採択されている一環で取り組む。
丸紅の全額出資会社と三井不、三菱地所がそれぞれ所有する「みなとみらいグランドセントラルタワー」「横浜三井ビルディング」「横浜ランドマークタワー」の各ビルのエネルギー管理システム(BEMS)に、東芝が開発する統合BEMSを接続する。これにより、ビル管理者や各テナントはビル単位、フロア単位でエネルギーの使用状況が確認できる。各ビルの電力使用状況に応じて使用量を割り振る仕組みも検討する。
4社は、経済産業省が選定した「横浜スマートシティプロジェクト」のビル群管理センターの開発と実証を実施する企業に採択されている一環で取り組む。
丸紅の全額出資会社と三井不、三菱地所がそれぞれ所有する「みなとみらいグランドセントラルタワー」「横浜三井ビルディング」「横浜ランドマークタワー」の各ビルのエネルギー管理システム(BEMS)に、東芝が開発する統合BEMSを接続する。これにより、ビル管理者や各テナントはビル単位、フロア単位でエネルギーの使用状況が確認できる。各ビルの電力使用状況に応じて使用量を割り振る仕組みも検討する。