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三井不レジ/埼玉県初の蓄電池搭載マンション発売 

  • 2012.03.07
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 三井不動産レジデンシャルは、埼玉県で初めて蓄電池を搭載した分譲マンション「パークシティ南浦和」(総戸数211戸)を3月8日から売り出す。さいたま市で4物件目、浦和エリアでは初めてのパークシティブランドの投入となる。1期で100戸程度を発売する予定で、価格は3890万~5780万円。1期の坪平均は192万円。東日本大震災を受けて高まった危機意識に対応するため、防災やコミュニティ、環境がテーマ。蓄電池と太陽光発電を導入し、エレベーターや管理室の設備機器など共用部向けに発電電力を供給する。



 防災面では、電気と水を独自確保できるよう太陽光発電と蓄電池に加えてカーシェアの電気自動車(EV)の駆動用バッテリーから災害時の防災拠点となる共用施設「リビングプラザ」へ電力供給するシステムも導入する。ワンセグテレビやラジオ、スタンド照明などでの利用を想定している。リビングプラザへの給水には独立性を持たせて災害時に住居部分が断水してもトイレ使用などの給水を可能とする。受水槽から非常用エンジン付きの給水ポンプにより上層階の共用水栓に水を送ることもできる。備蓄倉庫にはマンホールトイレや懐中電灯、毛布、担架、ラジオなどを備える。



 同マンションは大林組の社宅跡地8027平方メートルに地上15階建て延べ1万8097平方メートルを建設する。南浦和駅から徒歩10分。タワーレジデンス、イーストレジデンス、サウスレジデンスで構成しており、リビングを重視した住戸プランで、各住戸とも11.5~14.5畳の広さを確保する。100戸超の供給に対して完売のメドが立っているという。また、モデルルームでは、1カ月に出る生ゴミの重さや、照明に火が灯るのにどれだけエネルギーを要するかなどが体感できるようにし、ディスポーザーやLEDといった設備機器の役割を実感してもらうようにした。
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