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三井不も物流施設事業に参入/千葉県でGLプロパティーズと共同開発

  • 2012.03.19
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 アジア物流デベロッパーのGLPの日本法人GLプロパティーズと三井不動産は、共同出資する特定目的会社を通じて、千葉県市川市で5階建て延べ約12万1000平方メートルのマルチテナント型物流施設の開発に着手した。



 三井不動産にとっては初の賃貸物流施設事業。同社は4月1日付で商業施設本部内に物流施設事業部を新設し、今回のプロジェクトを機に商業やオフィスの顧客基盤を生かした物流施設開発を積極化するとしている。



 JR京葉線市川塩浜駅から徒歩圏で、免震構造を採用し、バックアップ電源や電気室には高潮対策も備えたテナントニーズの強いBCP(事業継続計画)に対応した最新施設を開発する。環境配慮も充実させ、環境評価システムのCASBEEでAランク取得も目指す。13年9月の竣工予定。



 ネット通販の拡大や即日配送ニーズの高まりによって、既存物流施設の集約統合拠点となる大型の物流施設のニーズが拡大している。大手デベロッパーも開発に意欲的で、すでに三菱地所などが参入を果たしている。
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