お電話でもお問い合わせを受け付けています 受付時間 平日 10:00~17:30

TEL03-6721-1338

東京・西新橋と豊洲で大規模ビル開発に相次ぎ着手/三菱地所

  • 2012.07.26
  • お気に入り
 三菱地所は、東京都心で大規模オフィスビルの新築工事に相次ぎ着手した。地下鉄内幸町に直結する港区の西新橋交差点では、同社などが出資する西新橋デベロップメント特定目的会社が旧新日本石油ビルを、地上22階地下3階建て延べ約5・5万平方メートルのビルに建て替える。江東区の地下鉄豊洲駅徒歩1分では地上16階地下2階建て延べ約10万平方メートルのビルをIHIとともに建設する。どちらも環境配慮と防災対策の強化に取り組み、14年の完成を目指す。



 「西新橋1丁目計画(仮称)」は新橋駅と虎ノ門駅からも徒歩5分。建物は耐震基準の1・5倍の強度で設計し、ブレースとオイルダンパーが揺れを吸収する制震構造を採用した。



 「豊洲3-2街区ビル計画(仮称)」は、同じIHIとの共同事業で10年に完成した「豊洲フロント」に隣接して建設する。基準階は約1500坪の豊洲フロントに次ぐ約1390坪の広さを確保。都内でも屈指のフロア面積で大手企業の集約移転ニーズを狙う。建物は基礎免震構造を採用し、72時間稼働の非常用発電機などを導入。電気は3回線の受電方式で万が一の場合のバックアップ機能を持たせた。
TOP