証券化不動産1・4倍に、Jリート復活が貢献/国交省調べ
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2013.05.29
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国土交通省は24日、2012年度にJリートなどが取得した証券化不動産の規模が前年度比42・9%増となる3兆3450億円だったと発表した。増加は3年連続で、Jリートの取得額が倍増したことが寄与している。
Jリートの取得額は1兆5550億円と全体の46・5%を占めた。そのほかはGK-TKスキーム(29・7%)、TMK(19・0%)、不動産特定共同事業(4・8%)となった。取得件数も3年連続で増加した。
Jリートの取得額が増えたのは、日銀による金融緩和などを背景に投資口価格が急回復したことが背景。年度後半にかけて100億円規模の大型物件の取得が目立ったことも押し上げ要因となった。
資産の内訳は、オフィス35・5%、倉庫20・0%、住宅17・9%、商業施設14・7%などとなった。物流系のリート上々が相次いだ倉庫は、取得額ベースで前年度の3倍、10年度からは10倍近く増えた。
Jリートなどによる証券化不動産の取得額は2009年度の1兆7980億円を底に増加基調にある。ただ、ピークだった07年度に比べると半分以下の水準にとどまっている。
Jリートの取得額は1兆5550億円と全体の46・5%を占めた。そのほかはGK-TKスキーム(29・7%)、TMK(19・0%)、不動産特定共同事業(4・8%)となった。取得件数も3年連続で増加した。
Jリートの取得額が増えたのは、日銀による金融緩和などを背景に投資口価格が急回復したことが背景。年度後半にかけて100億円規模の大型物件の取得が目立ったことも押し上げ要因となった。
資産の内訳は、オフィス35・5%、倉庫20・0%、住宅17・9%、商業施設14・7%などとなった。物流系のリート上々が相次いだ倉庫は、取得額ベースで前年度の3倍、10年度からは10倍近く増えた。
Jリートなどによる証券化不動産の取得額は2009年度の1兆7980億円を底に増加基調にある。ただ、ピークだった07年度に比べると半分以下の水準にとどまっている。