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賃貸改修に戸当たり最大130万円補助/東京都

  • 2013.06.04
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 東京都は5月31日、空き家となっている賃貸住宅の改修に戸当たり最大130万円を補助する事業の募集を始めた。賃貸住宅の改修では、国土交通省が戸当たり最大100万円を補助する事業を今年度実施しており、2つの制度を利用することで最大230万円の助成が受けられる。



 補助事業は、国の事業と併用する「国補助併用型」と、都が単独で補助する「都独自補助型」の2つがある。国補助併用型は、国交省の改修補助事業を利用する住宅のうち、高齢者が共同生活する住宅(グループリビング)に改修する場合などに上乗せ補助する。都の補助金は最大130万円。



 都独自補助型は、戸建て住宅を子育て世帯向けに改修したり、賃貸入居者が自分好みに改修する「セルフリノベーション」を導入する住宅が対象。セルフリノベーションに対する補助は、家主と入居者が賃貸借契約を結んだ後で補助する。



 それぞれ物件の面積要件、募集後の家賃などに規定がある。都は今年度予算として6000万円(約60戸分)を計上。同様の事業は昨年度も実施していたが、対象となる物件をさらに拡大した。
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