震度5強でも自動で運転再開する免震エレベーター開発/住友不動産
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2013.07.11
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住友不動産は、10階建てから19階に相当する高さ60メートルまでの中層分譲マンション用に、震度5強の地震が発生しても、自動で復旧運転する免震エレベーターを開発した。特許を申請中で、今後首都圏の中層マンションを中心に導入を進める。
エレベーターが上下するコンクリート壁の内側にフレームを組み、コンクリート床に設置した免震装置と壁面に設置した制震装置にフレームを接続することでフレーム内に伝わる地震エネルギーを吸収し、震度5強の地震を震度4程度に低減する。
通常のマンションに設置している自動復旧運転機能付きのエレベーターは、震度4の揺れを感知すると最寄り階に自動停止し、地震後に自動で安全を確認して運転再開するが、震度5強クラスの地震では自動復旧機能が作動せず、保守会社の安全点検を待たなければ運転再開できなかった。
免震エレベーターの開発によって震度5強の大地震でも自動復旧運転が可能になり、地震後の上下階の移動がスムーズに行えるようになる。
エレベーターが上下するコンクリート壁の内側にフレームを組み、コンクリート床に設置した免震装置と壁面に設置した制震装置にフレームを接続することでフレーム内に伝わる地震エネルギーを吸収し、震度5強の地震を震度4程度に低減する。
通常のマンションに設置している自動復旧運転機能付きのエレベーターは、震度4の揺れを感知すると最寄り階に自動停止し、地震後に自動で安全を確認して運転再開するが、震度5強クラスの地震では自動復旧機能が作動せず、保守会社の安全点検を待たなければ運転再開できなかった。
免震エレベーターの開発によって震度5強の大地震でも自動復旧運転が可能になり、地震後の上下階の移動がスムーズに行えるようになる。