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野村不/商業施設「GEMS市ヶ谷」、半径500㍍・5.6万人の胃袋満たす

  • 2014.11.13
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 野村不動産は、グループの中期経営計画で商業施設の開発を成長戦略の一つに掲げている。その主力ブランド「GEMS(ジェムス)」シリーズ2弾目が東京・市ヶ谷駅徒歩3分に竣工し、11月13日にグランドオープンした。地上9階地下1階建て延べ1499平方㍍に日本初出店のイタリアンカフェ「Lucaffe(ルカフェ)」や、三ノ輪の炭火焼七輪が名称を「なかはら」に変更して本拠地として市ヶ谷に出店するなど話題の飲食店を社員が全国を駆け巡って10店舗を集めた。全フロアが飲食店となる。



 建物デザインにもこだわった。低層部に温かみあるレンガ造りを施し、3階に広めのテラスを設けたほか、中層(4-7階)に木目調のルーバーを設置した。高層(8-9階)は眺望が楽しめるよう窓を大きめに取った。



 店舗周辺にはオフィスビルが集積するため、商圏を半径500㍍の就業者と居住者に定めた。野村不によれば、昼間の就業者数は4.9万人、居住者数を含めると5.6万人がターゲットになる。新橋や渋谷など他エリアに比べて商業施設が少なく、周辺企業への事前調査では「ランチ難民、接待で使える店舗が少ない」といった声があったといい、普段使いしてもらえるよう客単価は3500~5000円を中心にリーズナブルに抑えた。



 プレオープンに招待されたタレントの国生さゆりさんは、各店舗の一押しを試食して、「見て、きて、楽しめる飲食店。あえて各店舗のイメージは語らないが、実際に足を運んでもらうことをおススメします」と評した。



 野村不の中嶋忠専務は、「当社の商業施設の柱とジェムスを位置付ける。すでに6店舗までの用地取得も完了済み。開発からリーシングや開業、その後の運営を含めて一貫対応する」と話した。年間4物件ずつ用地取得を行い積極展開する。16年春に「(仮称)GEMS芝大門」を、夏には「(仮称)GEMS神田」をオープンする予定だ。
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