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建築物リフォーム調査第1四半期/受注高4・1兆円に増加/非住宅の改装・改修がけん引/国交省

建築物リフォーム調査第1四半期/受注高4・1兆円に増加/非住宅の改装・改修がけん引/国交省

  • 2025.09.29
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 国土交通省は、第1四半期受注分の建築物リフォーム・リニューアル調査報告を公表した。調査は建設業許可業者5000者を対象に実施したもので、受注高の合計は4兆1069億円、前年同期比7・6%増だった。
 内訳は、住宅に関わる工事が1兆1698億円で同2・2%減少した一方、非住宅建築物の工事は2兆9371億円で同12・0%増加。住宅では改装・改修工事が8920億円で同4・3%減だったが、維持・修理工事は2307億円で同比17・3%増と堅調に推移した。
 非住宅では改装・改修工事が2兆7866億円で同比13・1%増と全体をけん引した。
 業種別では住宅が建築工事業6503億円(前年同期比15・3%減)、職別工事業2950億円(同0・9%増)の順。非住宅は建築工事業9822億円(同11・7%減)、電気・機械器具設置工事業7190億円(同62・8%増)が上位だった。
 用途別では住宅の「木造一戸建住宅」が5501億円(同3・1%減)、「コンクリート系共同住宅」が4840億円(同2・3%増)。非住宅は「鉄骨造生産施設」が4697億円(同13・1%増)、「コンクリート系事務所」が3912億円(同18・7%増)と目立った。
 発注者別で見ると、住宅は個人7381億円(同8・7%減)、管理組合2315億円(同比31・6%増)。非住宅は民間企業等2兆2356億円(同比13・8%増)、公共6132億円(同比8・5%増)だった。
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