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北海道江別で複合まちづくり/2・8万m2の旧市有地で/積水化学

北海道江別で複合まちづくり/2・8万m2の旧市有地で/積水化学

  • 2025.10.22
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 積水化学工業住宅カンパニーは、北海道江別市野幌若葉町の旧市有地(約2万7929m2)で、定住促進と地域活性化を目指す住居・利便施設複合型まちづくりの開発を開始した。
 同事業は24年2月に江別市、北海道旅客鉄道、生活協同組合コープさっぽろの3者が締結した「魅力あるまちづくりに関する連携協定」に基づいて行われる。
 同社は市が行った公募型プロポーザルで選定され、同年11月に土地売買契約を締結した。その後、市と協議を重ね、今年10月から造成工事を開始した。なお、北海道庁として、初の景観協定認可を予定している。
 計画では、JR函館本線野幌駅から徒歩8分に、戸建て用宅地69区画と、集合賃貸住宅5区画(全20戸)、商業施設(コンビニ・ドラッグストア)、クラブハウス(自治会館)を開発する予定だ。工期は26年9月まで。
 子育て世代が安心・安全に暮らせる取り組みとして、同事業では雨水貯留施設(同社のクロスウェーブ)を採用するなどで、土地全体のライフラインを地下から整備し災害に備えるとともに、IoT技術によって防災性・防犯性を強化。また、戸建て住宅では、太陽光発電システム・蓄電池を標準装備する。
 スマートタウン向け住民専用アプリ「NiSUMU」と、同社グループのタウンマネジメント会社によって、地域住民と連携したまちの運営・管理を実施する。
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