「麻布台ヒルズ」が全体完成/地下歩行者ネットと道路網も開通/64階建て「レジデンスB」竣工で/森ビルなど
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2025.11.05
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森ビルが再開発組合と推進してきた東京港区の大規模複合施設「麻布台ヒルズ」(虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業、全体区域面積約8・1ヘクタール、延べ床面積約86万m2)が10月29日、全体竣工した。
2年前に竣工した現在日本一の高さ330メートルの「森JPタワー」と54階建て「レジデンスA」などに続き、「レジデンスB」(敷地面積9600m2、地上64階地下5階建て、延べ床面積約18・5万m2、住宅970戸など)が竣工。これに伴い東西南北の道路ネットワーク、地下鉄日比谷線神谷町駅と南北線六本木一丁目駅を結ぶバリアフリー・アンブレラフリーの地下通路歩行者ネットワーク「セントラルウォーク」の整備も完成した。
この事業は1989年の街づくり協議会の設立から始動。約300人の地元地権者とともに35年超の歳月をかけて推進してきた。再開発区域は東西を結ぶ道路が未整備で、南北方向の主要道路「尾根道」も外苑東通りに抜けることができないなど、交通網の整備が長年の課題だった。「レジデンスB」の竣工で、すでに供用されている「桜麻通り」に加えて「八幡通り」も地下部分を抜ける形で開通。周辺地区含むエリア全体の回遊性と交通アクセスは大きく向上した。
また「セントラルウォーク」は災害時の帰宅困難者受け入れスペースとしても活用され、「麻布台ヒルズ」全体では約3600人が一時滞在できる約6000m2の受け入れスペースを確保した。
「レジデンスB」の地下部分は既存施設とつながる店舗で、その上2~5階(4フロア)にはワークプレイス「Sオフィス」(延べ約4500m2)が入る。1区画あたり29~105m2、合計68区画の小規模オフィスで、一般的な貸室からセットアップオフィスまでを用意。2階には300m2超の入居者専用ラウンジを設置した。
住宅は6~64階に、ワンルームから4ベッドルームまで、幅広い住戸、全970戸をそろえた。ラウンジ、ゲストルーム、スタディルーム、シアタールーム、ジムキッズルームなどの多様な共用施設と充実したサービスを提供する。13~18階には、短期滞在ニーズにも対応する家具付き短期賃貸「サービスアパートメント」も展開する。
レジデンスBの竣工で、麻布台ヒルズの全体像はオフィス面積約21万m2、住宅約1400戸、商業面積約2・3万m2、緑化面積約2・4万m2となった。
2年前に竣工した現在日本一の高さ330メートルの「森JPタワー」と54階建て「レジデンスA」などに続き、「レジデンスB」(敷地面積9600m2、地上64階地下5階建て、延べ床面積約18・5万m2、住宅970戸など)が竣工。これに伴い東西南北の道路ネットワーク、地下鉄日比谷線神谷町駅と南北線六本木一丁目駅を結ぶバリアフリー・アンブレラフリーの地下通路歩行者ネットワーク「セントラルウォーク」の整備も完成した。
この事業は1989年の街づくり協議会の設立から始動。約300人の地元地権者とともに35年超の歳月をかけて推進してきた。再開発区域は東西を結ぶ道路が未整備で、南北方向の主要道路「尾根道」も外苑東通りに抜けることができないなど、交通網の整備が長年の課題だった。「レジデンスB」の竣工で、すでに供用されている「桜麻通り」に加えて「八幡通り」も地下部分を抜ける形で開通。周辺地区含むエリア全体の回遊性と交通アクセスは大きく向上した。
また「セントラルウォーク」は災害時の帰宅困難者受け入れスペースとしても活用され、「麻布台ヒルズ」全体では約3600人が一時滞在できる約6000m2の受け入れスペースを確保した。
「レジデンスB」の地下部分は既存施設とつながる店舗で、その上2~5階(4フロア)にはワークプレイス「Sオフィス」(延べ約4500m2)が入る。1区画あたり29~105m2、合計68区画の小規模オフィスで、一般的な貸室からセットアップオフィスまでを用意。2階には300m2超の入居者専用ラウンジを設置した。
住宅は6~64階に、ワンルームから4ベッドルームまで、幅広い住戸、全970戸をそろえた。ラウンジ、ゲストルーム、スタディルーム、シアタールーム、ジムキッズルームなどの多様な共用施設と充実したサービスを提供する。13~18階には、短期滞在ニーズにも対応する家具付き短期賃貸「サービスアパートメント」も展開する。
レジデンスBの竣工で、麻布台ヒルズの全体像はオフィス面積約21万m2、住宅約1400戸、商業面積約2・3万m2、緑化面積約2・4万m2となった。

