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雨漏り事故を徹底分析/リスク対策や正しい施工手順も/JIOが「防水施工マニュアル2026」

雨漏り事故を徹底分析/リスク対策や正しい施工手順も/JIOが「防水施工マニュアル2026」

  • 2026.02.16
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 日本住宅保証検査機構(JIO、東京都千代田区、角直樹社長)は、事故データと実証実験に基づいた新刊書籍「防水施工マニュアル(住宅用防水施工技術)2026」を2月10日に発売した。
 住宅建材の進化が進む中、いまだ絶えない雨漏り事故に対し統計的な裏付けとともに、5年前に発刊した「防水施工マニュアル(住宅用防水施工技術)2021」を改訂したもの。
 同書の特徴は、実際に発生した雨漏り事故2577件と、断熱材検査2751件の施工不具合を分析し、住宅外皮の「防水」「外壁の断熱」の設計施工によるリスク対策やポイント、正しい施工手順をまとめている点だ。
 統計によれば、雨水浸入部位の約70%は「屋根と外壁の取合い部」と「開口部(サッシ等)」に集中している。JIOは保険金支払い事例から雨水浸入場所のワースト20を作成。現場の職人の勘や経験に頼るのではなく、データに基づいたリスク管理の必要性を説いている。
 具体的には、事故ワースト5位の「防水層とサッシの取合い」では、施工順序によるリスクの違いを詳述。一般的に行われがちな「サッシ先付け・防水あと施工」は施工が難しく不具合が発生しやすい。同書ではリスクの少ない「防水先施工・サッシあと付け」の手順を図表や写真で解説している。
 防水のほか断熱材の施工不具合では、断熱材検査での指摘割合が74・2%と突出して高い「外気に接する壁」について、外壁の施工不具合を未然に防ぐ施工手順や留意点にも触れている。「防湿フィルム付属グラスウール断熱材」の処理など、施工不具合と正しい例を対比させ「見てわかる」構成とした。
 定価は4950円(税込み)で、発行は技報堂出版、B5判298㌻のフルカラー。
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