お電話でもお問い合わせを受け付けています 受付時間 平日 10:00~17:30

TEL03-6721-1338

PLTグループ連携事業/中長期対応ホテル、東京墨田区で7階建て25室

PLTグループ連携事業/中長期対応ホテル、東京墨田区で7階建て25室

  • 2026.07.21
  • お気に入り
 プライムライフテクノロジーズ(PLT、東京都港区、道浦正治社長)は7月16日、新たな取り組みとしてPLTグループ連携でのまちづくり事業となるホテルを東京都墨田区押上1丁目で開業した。ポラリス・ホールディングス(東京都中央区、田口洋平社長)がアパートメントホテル「KOKO HOTEL Residence東京押上」として運営する。
 同プロジェクトは、グループ会社パナソニックホームズの賃貸マンション商品「ビューノ」をホテルとして設計・建築。什器備品(FF&E)などの家具はミサワホームが協力するなど、グループ内で連携した。
 PLTのまちづくり事業本部事業本部長の大河内潤氏は、グループ各社がこれまで縦割りで活動していた点を改め、ノウハウや商材を掛け合わせた連携を強化していく方針を示した。
 パナソニックホームズの東京支社支社長の大森俊明氏は、「重量鉄骨造を採用することで、通常の鉄筋コンクリート造に比べて工期を約3カ月短縮することができる」として、資材高騰の影響を軽減させたことなどを話した。 
 同ホテルは京成押上線・都営浅草線押上駅から徒歩4分で、敷地面積は543m2。建物は7階建ての延べ床面積は1661m2。都心の狭小地で敷地を最大限に活用するため、15センチ単位の設計と、外部足場をかけずに建物の内側からクレーンで組み立てる独自の施工技術を導入し、容積率を最大化した。
 客室は全25室(42~58m2)で、全室にリビング、ダイニング、キッチン、洗濯機などを完備し、大人最大7~8人までの長期滞在に対応する。
 宿泊料金(月間平均)は1室あたり4万~5万円程度を想定し、ダイナミックプライシングによる日々の変動制を導入している。
 長期滞在のインバウンド客は毎日ホテルのレストランを利用せず、外食やコンビニを活用する傾向があるため、あえて館内にレストランを設けない宿泊機能特化型の設計とした。 
 ポラリスは、国内外で116店舗1万6748室(26年5月21日時点)のホテルを運営している。同社が運営する同タイプのホテルでは利用者の約9割が外国人で、そのうち20~30%をファミリー層が占める。既存のホテル市場はビジネスマン向けの1~2人用客室が大半で、多人数が同室で過ごせるアパートメントホテルの供給は都内全体の1~2%程度と極めて少ない。 
 田口社長は「年間80%の稼働率維持」を目標に掲げ、「初月の着地見込みはすでに70%程度を確保している」という。
 PLTグループの今後のホテル開発は、全国エリアで検討を進めている。現在、PLTでのホテル開発と保有物件は、今回の押上プロジェクト(最寄り「押上駅」)のほかに、1駅隣の「本所吾妻橋駅」(7月着工)や、那覇市、富山県高岡市(旧高岡共立銀行利活用事業)など、合計4物件を進行している。
 ポラリスとのパートナーシップのもと、今後も「KOKO HOTEL Residence」ブランドを含めた多様な出店計画が控えており、すでに7店舗ほどの具体的な展開を見込んでいる。

「KOKO HOTEL Residence東京押上」の外観

TOP