建築構造技術者協/「耐震性能認証」を創設/事業継続性プラチナなど4段階判定
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2026.07.21
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日本建築構造技術者協会(JSCA)は、「JSCA耐震性能認証制度」を創設した。大震災の教訓から建築物に求められる「被災後も使い続けられること」に対応し、建築物の耐震性能を客観的な指標によって評価・表示する第三者認証制度をいう。耐震性能を建物所有者、利用者、テナント、投資家が共有できる情報とすることで、資産価値の可視化や事業継続計画(BCP)対策の推進を支援する。
同制度は、建築基準法が目的とする「建築物の倒壊等の防止(人命保護)」だけでなく、大地震後の事業継続性や早期復旧に資する耐震性能を評価・可視化している。評価対象は上部構造と基礎に加え、あらかじめ定める範囲の非構造部材・建築設備も含む。
上部構造と基礎の評価は、大地震・巨大地震に対する応答値に基づく性能確認によって、「Platinum(プラチナ)」「Gold(ゴールド)」「Silver(シルバー)」「Bronze(ブロンズ)」の4段階でグレード判定を行う=表参照。また巨大地震に対する評価はプラチナとゴールドが基礎まで対象となり、シルバー、ブロンズは基礎が除外される。
一方、非構造部材・建築設備は大地震に対する設計配慮を加点方式で評価し、3つ星から1つ星までの3段階で表示する(ブロンズは規定しない)。最高グレードのプラチナは「大地震後もほぼ無被害で、主要業務を継続可能。巨大地震に対しても、主要業務を比較的短時間で再開することを目標とする」と定義されている。ゴールドは「大地震後も主要業務を比較的短時間で再開可能」、シルバーは「大地震後もあらかじめ定めた機能を維持し、建築物内に滞在可能」を目標とし、ブロンズは「確実な避難行動や救助活動を可能にし、人命を確実に守り抜くこと」を目標とする。
同制度の導入で、建物所有者はテナント誘致の優位性確保やESG投資要件への適合、適正な資産評価への活用といったメリットを得られる。
審査プロセスは、設計方針の確認を行う事前協議から始まり、2人以上の専門委員による技術的評価(審査部会)を経て、JSCA耐震性能認証委員会が公正にグレードを判定する。完成建物との整合を図るため、完成検査と整合した設計図書で認証するが、テナント誘致などに配慮し確認申請審査後の認証も可能。 対象は新築建物と2014年4月以降に建築確認を取得した既存建物で、付加制振による応答制御構造も含む。高さ60メートル超または免震建物(時刻歴応答解析を採用)、60メートル以下の免震建物(告示免震、要再計算)、45メートル超~60メートル以下(限界耐力計算または保有水平耐力計算を採用、要再計算)などの条件が定められている。
同制度は、建築基準法が目的とする「建築物の倒壊等の防止(人命保護)」だけでなく、大地震後の事業継続性や早期復旧に資する耐震性能を評価・可視化している。評価対象は上部構造と基礎に加え、あらかじめ定める範囲の非構造部材・建築設備も含む。
上部構造と基礎の評価は、大地震・巨大地震に対する応答値に基づく性能確認によって、「Platinum(プラチナ)」「Gold(ゴールド)」「Silver(シルバー)」「Bronze(ブロンズ)」の4段階でグレード判定を行う=表参照。また巨大地震に対する評価はプラチナとゴールドが基礎まで対象となり、シルバー、ブロンズは基礎が除外される。
一方、非構造部材・建築設備は大地震に対する設計配慮を加点方式で評価し、3つ星から1つ星までの3段階で表示する(ブロンズは規定しない)。最高グレードのプラチナは「大地震後もほぼ無被害で、主要業務を継続可能。巨大地震に対しても、主要業務を比較的短時間で再開することを目標とする」と定義されている。ゴールドは「大地震後も主要業務を比較的短時間で再開可能」、シルバーは「大地震後もあらかじめ定めた機能を維持し、建築物内に滞在可能」を目標とし、ブロンズは「確実な避難行動や救助活動を可能にし、人命を確実に守り抜くこと」を目標とする。
同制度の導入で、建物所有者はテナント誘致の優位性確保やESG投資要件への適合、適正な資産評価への活用といったメリットを得られる。
審査プロセスは、設計方針の確認を行う事前協議から始まり、2人以上の専門委員による技術的評価(審査部会)を経て、JSCA耐震性能認証委員会が公正にグレードを判定する。完成建物との整合を図るため、完成検査と整合した設計図書で認証するが、テナント誘致などに配慮し確認申請審査後の認証も可能。 対象は新築建物と2014年4月以降に建築確認を取得した既存建物で、付加制振による応答制御構造も含む。高さ60メートル超または免震建物(時刻歴応答解析を採用)、60メートル以下の免震建物(告示免震、要再計算)、45メートル超~60メートル以下(限界耐力計算または保有水平耐力計算を採用、要再計算)などの条件が定められている。

