都心の森に暑熱緩和効果/「大手町の森」で測定/地表表面温度3℃も低減/東京建物
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2026.08.10
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東京建物は、運営する東京・大手町の大規模複合施設「大手町タワー」の敷地の約3分の1を占める都市緑地「大手町の森」(約3600m2)で実施した温熱環境調査の結果を発表した。真夏の正午時には森の内部と周辺歩道との間で3℃以上の気温差を確認するとともに、熱中症危険度の指標となる暑さ指数(WBGT)にも差異が見られるなど、森には地表面温度の低減と熱中症リスクの低減に寄与する効果があることが実証されたとした。
測定日は1年前の25年8月19~21日の晴天日。森の歩道(観測地点1)と森の中(同2)、周辺の永代通り歩道(同3)の3カ所を観測した。調査は、森林研究・整備機構森林総合研究所が「都市緑地が人々のウェルビーイング向上に与える影響を科学的に検証することを目的とした共同研究」の中で実施した。
観測日10時~12時の最高気温は、19日11時38分に地点3が35・9℃になったとき地点1は32・6℃と気温差は3・3℃だった。20日11時52分には地点3が35・7℃となったとき地点2は32・9℃で気温差は2・8℃だった。地点3が最高気温に達する前の19日11時12~15分、20日11時07~09分にはそれぞれ最も大きい3・4℃の気温差があった。
この結果、グリーンインフラとなった「大手町の森」には、「地表面温度の抑制や樹冠による日射遮蔽しゃへい、樹木の蒸散作用による冷却効果が相まって、周辺歩道と比較して熱中症リスクの低い環境であることが実測値で示された」とした。
高山憲理国学院大教授(3月まで森林総合研究所所属)は「大手町の森で周辺歩道より低い気温が観測されたことは、都市緑化による暑熱緩和の可能性を示す興味深い結果。都心で人々が一息つき、心身を整えられる場としての価値も期待できる」とした。
大手町タワーは地上38階地下6階建て(延べ床面積19・8万m2)で、2014年に全体竣工。「大手町の森」は大手町に“本物の森”をつくろうと、千葉県君津市の山林で「プレフォレスト工法」を3年間検証した後、土壌や植物を移植。本物の森を再現した。
測定日は1年前の25年8月19~21日の晴天日。森の歩道(観測地点1)と森の中(同2)、周辺の永代通り歩道(同3)の3カ所を観測した。調査は、森林研究・整備機構森林総合研究所が「都市緑地が人々のウェルビーイング向上に与える影響を科学的に検証することを目的とした共同研究」の中で実施した。
観測日10時~12時の最高気温は、19日11時38分に地点3が35・9℃になったとき地点1は32・6℃と気温差は3・3℃だった。20日11時52分には地点3が35・7℃となったとき地点2は32・9℃で気温差は2・8℃だった。地点3が最高気温に達する前の19日11時12~15分、20日11時07~09分にはそれぞれ最も大きい3・4℃の気温差があった。
この結果、グリーンインフラとなった「大手町の森」には、「地表面温度の抑制や樹冠による日射遮蔽しゃへい、樹木の蒸散作用による冷却効果が相まって、周辺歩道と比較して熱中症リスクの低い環境であることが実測値で示された」とした。
高山憲理国学院大教授(3月まで森林総合研究所所属)は「大手町の森で周辺歩道より低い気温が観測されたことは、都市緑化による暑熱緩和の可能性を示す興味深い結果。都心で人々が一息つき、心身を整えられる場としての価値も期待できる」とした。
大手町タワーは地上38階地下6階建て(延べ床面積19・8万m2)で、2014年に全体竣工。「大手町の森」は大手町に“本物の森”をつくろうと、千葉県君津市の山林で「プレフォレスト工法」を3年間検証した後、土壌や植物を移植。本物の森を再現した。

