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三井不動産/08年3月期決算、営業利益は2期連続の過去最高益に

  • 2008.05.01
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 三井不動産が30日に発表した2008年3月期連結決算によると、売上高1兆3600億円(前期比10.6%増)、営業利益1792億円(同10.8%増)、経常利益1628億円(同14.4%増)、当期純利益873億円(同16.2%増)だった。営業利益は2期連続の過去最高益を達成した。

 賃貸事業では、前の期に竣工した「東京ミッドタウン」や首都圏で展開している大規模商業施設の通期稼働、「グラントウキョウノースタワー」や「赤坂Bizタワー」といった期中に竣工したオフィスビルと商業施設の新規稼働が収益に貢献した。単体のオフィス首都圏の期末空室率は1.3%でほぼ満室稼働。

 分譲事業では、J-REITやプライベートファンドといった投資家向け収益不動産の売却なども順調だった。

 09年3月期の会社計画では、連結営業利益ベースで見ると、分譲事業が対前年比31.5%増加を見込んでいる。売上計上予定のマンションは、広尾や虎の門、浜田山、武蔵小杉、豊洲などの高額物件が集中し単価が崩れることは想定していない。供給戸数は前期比で151戸多い5400戸を予想している。賃貸事業も前の期に竣工した物件が通期稼働するとともに、既存物件で約4.8%の賃料増を見込み、好調に推移する見通し。

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