首都圏中古マンション、成約5カ月連続で増加/東日本レインズ
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2009.08.12
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(財)東日本不動産流通機構が発表した7月の中古マンション成約状況は、首都圏で前年同月比1・2%増の2572件と5カ月連続で前年を上回った。ただ、東京都は同5・4%増と6カ月連続で増加する一方、6月まで4カ月連続で前年を上回ってきた埼玉県のほか、神奈川県、千葉県それぞれで前年割れとなるなど明暗が大きく分かれる形となった。
地価の先行指標として注目される都心3区では、成約件数が同13・4%増、1平方mあたりの成約価格も同4・4%増と2008年2月以来17カ月ぶりに価格上昇に転じた。売出しを示す新規登録が前年比で4割以上減、在庫も3割近く減るなど他エリアに先駆けて需給が引き締まっていることが価格上昇につながったと見られる。
地価の先行指標として注目される都心3区では、成約件数が同13・4%増、1平方mあたりの成約価格も同4・4%増と2008年2月以来17カ月ぶりに価格上昇に転じた。売出しを示す新規登録が前年比で4割以上減、在庫も3割近く減るなど他エリアに先駆けて需給が引き締まっていることが価格上昇につながったと見られる。