ワンルームマンション、新築利回り7年連続で下落/東京カンテイ調べ
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2009.10.29
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東京カンテイは10月29日、2009年のワンルームマンション市場動向について調査結果をまとめた。今年1月~9月に供給されたワンルームの表面利回りは、4・46%(前年比0・03ポイント減少)と7年連続で下落したのに対し、中古マンションは2年連続上昇となる8・16%(同0・39ポイント増加)と両者の差がさらに広がる結果となった。
新築ワンルームは2005年ごろからの地価高騰で、賃料水準の低い郊外への供給が進んだ結果、利回りが低下傾向にある。一方、中古ワンルームは新築に比べ安価なことや、高賃料が見込める都心の築浅ストックが市場に出始めたことから個人投資家の格好の受け皿となっている。新築の平均価格は2246万円、中古は1040万円だった。
新築ワンルームは2005年ごろからの地価高騰で、賃料水準の低い郊外への供給が進んだ結果、利回りが低下傾向にある。一方、中古ワンルームは新築に比べ安価なことや、高賃料が見込める都心の築浅ストックが市場に出始めたことから個人投資家の格好の受け皿となっている。新築の平均価格は2246万円、中古は1040万円だった。