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住宅エコポイント「リフォームは部位ごとに積み上げ」/国交省など概要を公表

  • 2009.12.24
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 国土交通省と経済産業省、環境省は24日、住宅エコポイント制度の概要を明らかにした。新築は省エネ法のトップランナー基準を満たす住宅と、現行の省エネ基準を満たす木造住宅が対象。リフォームは、窓の断熱改修と、外壁、屋根・天井、床の断熱改修を対象にし、同時に行うバリアフリー改修はポイントを上乗せする。



 ポイント発行数は1月上旬にも決定するが、標準的な新築住宅で30万ポイント程度。リフォームは、窓の数、壁、天井など部位ごとのポイント数を決め積み上げる。「窓では大・中・小でポイント数を設定し、改修枚数と掛け合わせる方向で詳細を詰めている」(国交省住宅生産課)。標準的な戸建住宅に内窓10を設置した場合で15万ポイント前後になる見通しだ。



 ポイント発行対象は、新築の場合12月8日以降の着工(根切り、または基礎杭工事に着手)、リフォームは10年1月1日以降の着工で、補正予算の成立後に工事完了、引き渡しとなるもの。10年12月31日までの着手分が対象になるが、申請期限は今後決める。



 長期優良住宅普及促進事業など国の他の補助金を受けている場合は申請できないが、高効率給湯器や太陽光発電など補助金や、税制・融資の特例とは併用も可能だ。



 また、問い合わせが相次いでいるとして(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談窓口(電話03-3261-9358)を設置。年内は31まで対応する(1月1~3日は休業)。
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