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投資家の要求利回りなお上昇傾向/「楽待」調べ

  • 2010.01.19
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 投資用不動産の価格が、全国的にはなお下落傾向が続いており、投資家の要求利回りは一棟物件、区分所有ともに10%を超える高い水準にあることが投資用不動産の情報サイト「楽待」の調査でわかった。



 10月~12月に同サイトへ登録された全国の投資用物件のうち、投資家からの問い合わせがあった物件の表面利回りを平均したところ、1棟マンションは前年同期比0・64ポイント上昇となる10・29%だった。1棟アパートは12・01%(同0・85ポイント上昇)、区分所有は12・46%(同1・23ポイント上昇)といずれも利回りは上昇傾向にあった。



 これに対し、売出しを示す新規登録物件の表面利回りは1棟マンションで9・51%、1棟アパートで10・55%、区分所有で11・79%だった。すべての物件で前年同期比から0・5ポイント以上上昇するなど物件価格は下落しているものの、市場価格とエンドユーザーの希望価格はなお隔たっている。特に、不況が深刻な地方物件で価格の下押し圧力が強いようすがうかがえる。



 「楽待」は、ファーストロジック(東京都港区)が運営する不動産逆オークションサイト。
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