不動産経済研究所/09年首都圏マンション、17年ぶり4万戸割れ
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2010.01.20
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不動産経済研究所は1月19日に2009年の首都圏マンション発売戸数が前年比16・8%減の3万6376戸だったと発表した。05年から5年連続減少し、1992年(2万6248戸)以来17年ぶりに4万戸を割り込んだ。過去最多は00年の9万5635戸。エリア別で見ると、都区部が5%増え、都下が24%減、神奈川県34・9%減、埼玉県14・6%減、千葉県34・2%減となり、都区部以外は大幅に減った。経済環境の悪化に伴い分譲マンション市況も低迷し、各社とも在庫調整に追われたのが大きな要因となった。
1戸当たりの平均価格は、前年比5%ダウンして4535万円で7年ぶりの下落。都区部は5191万円、都下4335万円、神奈川県4241万円、埼玉県3657万円、千葉県3676万円だった。億ションは611戸。前年に比べw657戸減少した。最高額は「パークコート赤坂 ザ タワー」の4億9000万円。億ションの過去最多供給は90年の3079戸。
10年の予測については約4万3000戸にまで持ち直し、前年比18・2%増加する見込み。だが、ピーク時の半分以下の水準。
同日発表した09年12月の首都圏新築マンションの発売戸数は前年同月比21・6%減の5247戸と2カ月ぶりに減少に転じた。契約率は68・6%で、前年同月比6・7ポイント上昇し、前月比では0・2ポイント下落。1戸当たりの価格は4597万円で、前年同月比316万円上昇した。販売在庫数は前月末比564戸増え、7389戸だった。
エリア別で見ると、都区部が2097戸で全体比40%を占め、都下が692戸(同13・2%)、神奈川県1133戸(同21・6%)、埼玉県957戸(同18・2%)、千葉県368戸(同7%)となった。契約率は都区部75・2%、都下82・2%、神奈川県52・6%、埼玉県59・6%、千葉県78・8%。
即日完売物件は10物件・20戸。超高層(20階以上)は21物件・844戸で契約率は72・5%だった。
1戸当たりの平均価格は、前年比5%ダウンして4535万円で7年ぶりの下落。都区部は5191万円、都下4335万円、神奈川県4241万円、埼玉県3657万円、千葉県3676万円だった。億ションは611戸。前年に比べw657戸減少した。最高額は「パークコート赤坂 ザ タワー」の4億9000万円。億ションの過去最多供給は90年の3079戸。
10年の予測については約4万3000戸にまで持ち直し、前年比18・2%増加する見込み。だが、ピーク時の半分以下の水準。
同日発表した09年12月の首都圏新築マンションの発売戸数は前年同月比21・6%減の5247戸と2カ月ぶりに減少に転じた。契約率は68・6%で、前年同月比6・7ポイント上昇し、前月比では0・2ポイント下落。1戸当たりの価格は4597万円で、前年同月比316万円上昇した。販売在庫数は前月末比564戸増え、7389戸だった。
エリア別で見ると、都区部が2097戸で全体比40%を占め、都下が692戸(同13・2%)、神奈川県1133戸(同21・6%)、埼玉県957戸(同18・2%)、千葉県368戸(同7%)となった。契約率は都区部75・2%、都下82・2%、神奈川県52・6%、埼玉県59・6%、千葉県78・8%。
即日完売物件は10物件・20戸。超高層(20階以上)は21物件・844戸で契約率は72・5%だった。