木造住宅の国産材使用、ネックは価格 木住協調べ
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2010.01.29
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(社)日本木造住宅産業協会は、木造軸組住宅における国産材利用の実態調査を行った。調査は木住協加盟の住宅メーカー、ビルダーなどが対象。有効回答率は48.2%。
08年度の国産材の使用比率は管柱では63.7%(05年比16.6ポイント増)、通し柱も58.0%(同33.7ポイント増)と大きく増加した。一方で、横架材は6.3%(同4.7ポイント減)と、部位ごとにばらつきのある結果になった。
国産材を使用する理由と使用しない理由について複数回答で聞くと、使用する理由に関しては「地産地消の推進」が50.5%と過半数に達した。このほか、「イメージが良い」45.0%、「他社との差別化」44.1%といった、企業の戦略面での理由が上位を占めた。「消費者のニーズ」という回答は27.0%にとどまった。
一方、使用しない理由に関しては、「価格が高い」73.3%とダントツの1位。2位は「必要量の確保難」27.6%と、生産や流通経路の課題が浮き彫りになった。
08年度の国産材の使用比率は管柱では63.7%(05年比16.6ポイント増)、通し柱も58.0%(同33.7ポイント増)と大きく増加した。一方で、横架材は6.3%(同4.7ポイント減)と、部位ごとにばらつきのある結果になった。
国産材を使用する理由と使用しない理由について複数回答で聞くと、使用する理由に関しては「地産地消の推進」が50.5%と過半数に達した。このほか、「イメージが良い」45.0%、「他社との差別化」44.1%といった、企業の戦略面での理由が上位を占めた。「消費者のニーズ」という回答は27.0%にとどまった。
一方、使用しない理由に関しては、「価格が高い」73.3%とダントツの1位。2位は「必要量の確保難」27.6%と、生産や流通経路の課題が浮き彫りになった。