政策投資銀行がグリーンビル(環境ビル)の認証制度を創設
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2011.04.27
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日本政策投資銀行(DBJ)は、環境性能や防災・防犯に優れたオフィスビルを4段階評価で認証する「DBJグリーン・ビルディング認証制度」を創設した。独自に開発した3項目・5分野、合計58設問によるスコアリングモデルによって評価を行い、認証に基づいた投融資によって環境配慮の開発を行うビルオーナーの財務面を支援するとともに、グリーン・ビルディング認証を投資家やテナント企業などに対するアピールに役立ててもらう。
グリーン・ビルディングの評価項目を、環境性能を示す「エコロジー」と、安心・安全の「リスクマネジメント・アメニティー」、さらに周辺やテナントとのかかわり方の「コミュニティー・パートナーシップ」の3つに分類。エコロジーでは『昼光利用による照明制御』など、リスクマネジメントでは『耐震性能・予備電源』といった具体的な58設問を設けて各項目それぞれ100点満点で評価を行い、とくに優れた取り組みには加点する評価モデルを開発した。
1号案件として東京・丸の内で09年に竣工した三菱地所の「丸の内パークビルディング」を最高ランクのグリーン・ビルディングに認証し、併せて融資を実施した。
グリーン・ビルディングの評価項目を、環境性能を示す「エコロジー」と、安心・安全の「リスクマネジメント・アメニティー」、さらに周辺やテナントとのかかわり方の「コミュニティー・パートナーシップ」の3つに分類。エコロジーでは『昼光利用による照明制御』など、リスクマネジメントでは『耐震性能・予備電源』といった具体的な58設問を設けて各項目それぞれ100点満点で評価を行い、とくに優れた取り組みには加点する評価モデルを開発した。
1号案件として東京・丸の内で09年に竣工した三菱地所の「丸の内パークビルディング」を最高ランクのグリーン・ビルディングに認証し、併せて融資を実施した。