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三井不動産など/室町東地区開発2-3街区の建設着手、エリア初のシネコンなど整備

  • 2011.11.16
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 三井不動産は11月15日、2014年1月竣工をめどに東京・日本橋の「(仮称)室町東地区開発計画2-3街区」の建設に着手した。オフィスや商業施設・シネマコンプレックス、賃貸住宅の複合大規模施設で、地上22階、地下4階建て延べ約6万3000平方メートル。地下から地上2階が商業施設(約2700平方メートル)、2~6階がシネコン(約6200平方メートル)、7~17階がオフィス(約1万9600平方メートル)、18~21階が賃貸住宅(約4700平方メートル)で構成する。



 建物には制震構造や耐震性能の高いエレベーターを採用するほか、非常用発電機で72時間対応できる。テナント区画に対して1平方メートル当たり15VAの電源供給を可能とするなどBCP(事業継続計画)を支援する体制を訴えてテナント誘致をめざす。商業施設は、日本橋に少ない時間消費型の内容にし、物販、飲食店などを誘致する。同エリア初のシネコン(仮称・TOHO シネマズ 日本橋)は9スクリーン約1800席を計画する。賃貸住宅は約50戸を整備する。



 新たに整備する地下歩道を通じて三越前駅と直結し、2階部分で昨秋オープンした商業施設「コレド室町」とブリッジで接続する。外観では、低層部を三井本館など歴史的建造物との調和を意識しし、シネコン部分を西洋建築の回廊をモチーフにデザインする。高層部は、ガラスと金属を用いて圧迫感のないものをめざす。



 事業主は三井不、古河機械金属、にんべん、日物、細井化学工業。
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