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10月の新設住宅着工/2カ月連続で前年割れの6・7万戸/貸家は過去最低に

  • 2011.11.30
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 国土交通省が11月30日に公表した10月の新設住宅着工戸数は、前年同月を5・8%下回る6万7273戸となり、2カ月連続して前年同月を下回った。



 雇用・所得環境が依然として厳しく、欧州の通貨危機の影響から景気の先行き不透明感もただよう。住宅エコポイントやフラット35Sの金利引下げ措置の期限切れも影響した。季節変動を考慮して年率戸数に換算すると77万4000戸となり、前月よりはやや回復したものの、70万戸台の水準が続く。



 持家、貸家ともに前年同月を下回った。持家は2万5581戸(前年同月比8・1%減)で、10月としては09年に次ぐ過去2番目に低い水準。貸家は、2カ月連続して前年実績を下回り2万2904戸(同8・9%減)で、10月として過去最低を更新した。



 前年同月を超えた分譲住宅も、マンションは前年同月を7・5%上回ったものの、戸建は1・2%のマイナスとなった。
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