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国交省、住宅の断熱化と健康への影響に関する調査の中間報告を発表

  • 2017.01.16
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 国土交通省は、住宅の断熱化と居住者の影響に関する調査の中間報告を行い、住宅の断熱化と居住者の血圧などの健康に関連があることを確認した。

 室温による血圧の変化を見たところ、室温が10度下がると全体平均(57歳)では血圧が7.3ミリ上がり、67歳では8.8ミリ上がった。

 改修前後での室温と血圧の変化を見ると、改修して室温が上昇するほど、血圧の低下量も大きかった。一方で、改修後に室温が上がった事例もあり、その場合は血圧が上昇傾向を示した。

 調査は、スマートウェルネス住宅等推進事業で、助成を受けて断熱化工事を実施した住宅を対象に、冬期2週間の家族の血圧、居間・寝室・脱衣所の温湿度、身体活動量の調査やアンケートなどを実施。2759人の改修前調査と165人(121戸)の改修後調査の結果を基に中間報告をまとめた。
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