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住宅用制震ダンパーで新商品/スリム化で設計自由度向上/住友ゴム

住宅用制震ダンパーで新商品/スリム化で設計自由度向上/住友ゴム

  • 2026.04.27
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高減衰ゴムが設置されたダンパー部

「MIRAIE S」製品画像(全体)

 住友ゴム工業(國安恭彰社長)は、木造住宅用制震ダンパー「MIRAIE(ミライエ)」シリーズの新製品「MIRAIE S(ミライエ エス)」を発表した。独自の高減衰ゴムによる高い性能を維持しつつ、本体をスリム化。2025年4月施行の建築基準法改正に伴う壁量確保の厳格化や都市部で広がるコンパクト住宅の設計ニーズに応え、26年夏以降に順次発売を予定している。
 開発の背景には、法改正による構造設計の要件強化がある。必要壁量の増加や省エネ化に伴う建物の重量化が進むなか、限られた空間でいかに耐力壁と制震装置を両立させるかが課題となっていた。新製品は、高減衰ゴムを従来の2面から1面に変更するなどの工夫でスリム化を実現するとともに、建物の強度を左右する耐力壁やホールダウン金物との併用設置が可能になった。
 性能面では、同社独自の「基礎緊結方式」を継承。4月6日に京都大防災研究所で実施した実大実験では、熊本地震震度7相当の揺れを繰り返し10回加えても、倒壊を免れる「安全限界」に達しない制震性が実証された。また、重心を低く設計したことで施工時の扱いやすさも向上した。
 同シリーズは累計供給実績で国内トップクラスを誇り、能登半島地震などの大規模災害時でも全半壊ゼロの実績を持つ。
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