07年度103万戸で40年前の水準に/新設住宅着工
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2008.04.30
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07年度の新設住宅着工戸数は、40年前の水準にまで減少したことが分かった。国土交通省が30日発表した同年度の新設住宅着工戸数は、前年度比19.4%減の103万5598戸で5年ぶりに減少した。この約103万戸は、65年度の約88万戸、66年度の約104万戸並みの水準。昨年施行された改正建築基準法が影響した。今年3月の着工戸数は、前年同月比15.6%減の8万3991戸。9カ月連続で減少した。同月の建築確認件数は、交付件数・申請件数とも前月を上回ったものの、前年同月比では2ケタの減少となっている。住宅の着工戸数は、回復要因が見あたらず、当面厳しい環境が続きそうだ。