米国の木材業界と意見交換会 住団連
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2008.12.10
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米国の木材業界団体関係者が来日、9日に東京・日比谷の帝国ホテルで(社)住宅生産団体連合会と意見交換会を行った。この会合は全米林産物製紙協会が企画したもので、日本からは住団連と傘下の各大手住宅メーカー各社が参加した。
フリーディスカッションでは、米国側が日本の住宅メーカーが米国産建材を使わなくなった理由について聞いた。それに対して日本の住宅メーカーからは「米国の業界は国内市場が好調な場合には日本市場を軽視、不調な場合は逆の傾向が見られる。これは安定供給という視点から見た場合に問題だ」という厳しい意見がぶつけられた。また、「含水率や断面、長さなど特別な仕様の木材を注文しても断られることが多い」「安定供給はもちろん、コスト面で折り合いが付かない」などの意見が見られた。
また、オバマ新政権への期待について、米国来日団のダグ・カルヴァート代表は「金融危機が深刻だ。住宅市場の回復の前に金融セクターの回復が優先されるだろう」という見方を示した。
フリーディスカッションでは、米国側が日本の住宅メーカーが米国産建材を使わなくなった理由について聞いた。それに対して日本の住宅メーカーからは「米国の業界は国内市場が好調な場合には日本市場を軽視、不調な場合は逆の傾向が見られる。これは安定供給という視点から見た場合に問題だ」という厳しい意見がぶつけられた。また、「含水率や断面、長さなど特別な仕様の木材を注文しても断られることが多い」「安定供給はもちろん、コスト面で折り合いが付かない」などの意見が見られた。
また、オバマ新政権への期待について、米国来日団のダグ・カルヴァート代表は「金融危機が深刻だ。住宅市場の回復の前に金融セクターの回復が優先されるだろう」という見方を示した。