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都心富裕層への訴求商品 パナホーム

  • 2009.01.22
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 パナホームは今月に発売した都市型3階建て住宅「ソルビオス アーキモード」のプレス向け見学会を行った。

 同商品は30歳代のDINKSと子どものいる子育て世代、特に「新富裕層」とするIT企業経営者やクリエイターなど年収1500万円以上の層がターゲット。「これまで当社の住宅を対象としていなかった層をターゲットとした。1月初めからモデルハウスをオープンして、前年の2・5倍の来場を記録しており、上々のスタートだ」(商品企画部戸建企画グループ・西尾智和チーフマネージャー)。営業アプローチもターゲット層と重なる世代の専門家に販促物やウェブデザインを依頼して効果的な訴求を図る。

 建築家の木下庸子氏と共同開発した点も注目される。都市居住に必要な防犯・プライバシーの確保を図るため、大開口とシェードスクリーンを採用。シンプルで洗練された印象を与える外観に仕上げるほか、室内には適度な採光と時間によって変化するシェードスクリーンの影が室内のアクセントにもなる。

 モデルハウスのプランニングでは、毎日の家事のなかでも時間のかかる洗濯に着目。ランドリーに面したワードローブに室内干しの機能も備えた「オープンワードローブ」を提案した。洗濯動線を短縮して働く主婦(主夫)の負担を軽減する。階段を室内の中央に設置したのも特徴的だ。空間同士が重なりながら連続するオープンな間取りになり、常に家族の気配を感じながら生活できる。

 販売地域は首都圏および名古屋と大阪で、標準坪単価91万8300円。初年度の販売目標は50棟。
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