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フラット35の取扱開始/クレディセゾン

  • 2009.03.18
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 クレジットカード大手のクレディセゾンは18日、フラット35(買取型)の取扱いを開始した。カード業界でのフラット35取扱いは初めて。SAISONおよびUCカード会員約2750万人をターゲットに、カード所有者限定のポイントサービスなど付加価値をつけることで顧客開拓につなげる。同社のカード会員のうち、約6割が30代~40代の女性。住宅ローンに関する女性からの問い合わせは多く、同社ではマーケットがあると見ている。



 商品名は「クレディセゾンのフラット35」。首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)と関西圏(大阪、京都、兵庫)の新築マンションが対象となる。融資利率は、業界最低水準の2・75%(融資期間20年以下)、2・98%(同21年以上)。



 自社カード所有者への特典として、ローン事務手数料を1・7%(税抜)から0・2%割り引くほか、火災保険料をカード決済した場合に一定のカードポイントを付与する。また、ヤマダ電機と提携し、9月まで「ヤマダポイント」を最大10万円分贈呈するキャンペーンも実施している。9月以降も家具、家電メーカーなど住宅関連企業と提携した優待キャンペーンを随時行っていくという。



 貸金業法の改正により、いわゆるグレーゾーン金利が撤廃されることで、カード業界も収益基盤の見直しを余儀なくされている。同社のように、住宅ローンに新しい収益源を見出し参入するケースは今後増えると見られる。
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