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環境住宅をブランド化してコンセプト提案 積水ハウス

  • 2009.03.27
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 積水ハウスは環境配慮型住宅ブランド「グリーンファースト」を立ち上げた。同社は環境省から「エコ・ファースト企業」として認められており、CSR活動の意味も含めて展開する。

 「グリーンファースト」は快適な室内環境を保ちながら、光熱費をや居住時のCO2排出を大幅に削減する環境配慮型住宅の総称。同社の「5本の樹」計画に加え、建物外観デザイン性を損なわない瓦一体型の太陽光発電システムか家庭用燃料電池「エネファーム」を搭載した住宅を同ブランド名のコンセプト提案していく。同社が供給する住宅でも最も環境対策レベルの高い住宅モデルと位置づけて販売促進を図る。

 鉄骨戸建て、木造戸建て「シャーウッド」、集合「シャーメゾン」のそれぞれのグリーン・ファーストモデルを設定。戸建てでは、通風を考慮した開口部設置、軒の出の確保により光と風の出入りをコントロールする。また、太陽光発電システムやエネファーム以外にもさまざまな環境技術を提案している。断熱性能については、次世代省エネルギー基準をさらに工場させたレベルまで向上させる。オール電化住宅ではエコキュートを採用。電気ガス併用の場合はエコウィルを提案して省エネ性能を引き上げている。

 戸建ての年間光熱費・CO2排出量の削減効果はオール電化の場合は一般的な住宅に比べてCO2排出量を81%削減、年間光熱費を24万4000円削減する。また電気ガス併用の場合も、CO2排出量を78%削減、年間光熱費も16万5000円節約する。電気ガス併用で太陽光発電システムを4・86kwに増設し、エコウィルをエネファームにグレードアップした場合はCO2排出量をほぼゼロにすることができる。

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