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日本の証券化市場1-3月期、S&P格付け総額が前年同期比約4割減少

  • 2009.04.28
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 スタンダード・アンド・プアーズは4月28日、同社が1-3月期に日本国内で格付けした証券化商品の格付け総額は、前年同期比38%減の6867億円、格付けの件数は同34%減の23件だったと発表した。09年なっても新規発行額が依然、低迷している。

 ただ、住宅金融支援機構の発行が大幅に落ち込んだ半面、民間オリジネーターの住宅ローンや金銭債権、商業用不動産を裏付けとする証券化商品の発行が微増だったとしている。こうした点から証券化商品の発行環境に改善の兆しはないものの、オリジネーターの証券化による資金調達などのニーズには底堅いものがあるとしている。

 格付け総額は、クレジットデリバティブのみで債券や受益権の発行を伴わない商品は金額から除外している。

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