お電話でもお問い合わせを受け付けています 受付時間 平日 10:00~17:30

TEL03-6721-1338

「国産材を使った木造住宅を守る会」が設立

  • 2009.06.09
  • お気に入り
 木材関連の協同組合や企業が集まり、「国産材を使った木造住宅を守る会」を立ち上げ、6月6日に東京・新木場のジャパン建材で設立総会を開いた。この会は、木造住宅の構造だけでなく住む人の健康まで含めた安全性などを追求することを目的として設立したもの。



 代表発起人である茨城県西プレカット協同組合理事長の平出博理事長は冒頭、「日本の木材は安定した供給と品質確保に問題があると言われていたが、先人たちは材木を適材適所に利用して在来工法を守ってきた。この会を材木を扱う人たちと良質な木造住宅をつくる人々の集合体にしたい」と語った。



 初年度の事業計画では、消費者を対象にしたPR活動や設計士、大工、工務店を交えた情報交換会などを行う。また、木材市場の中に国産材を多用したモデルハウスを展開して、会員に利用してもらう。「木材市場にあることで木材製品と建築工法の解説がその場でできるようになる」(同会)。



 初代の会長には平出氏が選ばれた。また、他の役員に関しては会員が500人程度まで増えた時点で選出することも確認した。
TOP